マンションの騒音と苦情

マンション騒音(足音)の対処法

マンション騒音の記録(2)足音-騒音源の特定

      2016/01/06

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新居に引っ越した途端に、騒音被害が始まりました。その日の夜のことは、今でもはっきり覚えています。まず騒音源の特定をしました。想像どおり、ちょうど上階の住戸でした。

上階から足音が・・・

UR賃貸住宅に引っ越しした直後のこと。
深夜12時過ぎに、
「カンカン、カン、カンカンカンカン、ダダッ、ドスドス、ガツン」
という激しい騒音(爆撃音)と、ベッドのマットを通してもはっきりと体感できる床の振動で目を覚ましました。

「何事?」

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「カンカン」という脳天に突き刺さる乾いた音は、フローリング上を木のサンダルで歩いている音のようでした。
「ドスドス、ガツン」という尻まで響く重衝撃音は、フローリング上をかかとで歩いている足音のようでした。

足音というよりも、まるで頭上で大工仕事をしているような激しい音でした。

nichiyoudaiku

 

いったい、誰の仕業だ?

「マンションの騒音は、必ずしも直上の部屋に原因があるとは限らない」
という知識は私も持っていましたが、音の激しさからみて、直上か、少なくとも斜め上あたりと想像されました。

この日から、騒音源を特定するための努力を始めました。

夜間、頻繁に外に出て、自室の周りの明かりのついている部屋をチェックするのです。
私の直上の住人は、いつも夜10時過ぎに帰宅するようでした。11時、12時になることもあります。騒音は、直上の明かりが消えているときには一度も聞こえてきませんでした。
一方、騒音が始ってすぐに飛び出して確認すると、常に明かりがついているのでした。

あるとき、朝4時に、いつもの、
「カンカン、カン、ダダッ、ドスドス、ド、ド」
が始りました。
もちろん熟睡していたのですが、びっくりして飛び起きました。

カーテンを引く音、サッシを開ける音、が響いてきました。
急いで靴をはき、階段を下りて道路に出て、振り返ってマンションを見ました。すると、私の直上の部屋だけ電気がついており、男性がベランダで洗濯物を干していました。
ここにおいて、騒音源を特定できたわけです。
まさに私の直上の住人でした。

もっとも恐れていた結果でした。
騒音は深夜だけに限りません。
朝は毎日午前6時30分に、
「カンカン、ドスドス、ガツン」
が始ります。
この男性は、毎朝7時30分頃に家を出るのですが、騒音は彼が部屋を出るときのドアの開閉音を境に止むのでした。
騒音源が直上の男性であることは間違いありません。

この騒音源の特定のために、家にいる時間の多くと、精神力の殆どすべてを費やして、約2カ月を要しました。
毎日、夜が来るのが恐ろしく、脅えて暮らしていました。
直上の部屋が騒音源であることが判明したときは、失意で崩れ落ちそうになりました。

 - 私のマンション騒音体験記

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