ＵＲ賃貸住宅の空室さがし-更新時間・内覧・裏技
2015/12/17
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あまりに騒音がひどいので、ついに転居を考えるに至りました。UR賃貸住宅に転居して騒音被害にあったわけですが、転居費用を払ったばかりで再転居のためにまた礼金や仲介料を払うのは負担が大きいので、今回もUR賃貸で空室を探しました。
UR賃貸の空き室の探し方
人より早く空き室を見つける方法
他の人に先んじてよい部屋を見つけるために、URのインターネット募集サイトに貼りつきました。募集サイトの更新時間には、できる限りパソコンの前に座り、リロードを押しまくって、空室の検索をかけていました。
基本的にUR賃貸は早い者勝ちです。
URの空き物件を見つける方法は、
- インターネット募集サイト（「お申込みサイト」）
- 営業センターや賃貸ショップの窓口
のどちらかです。
URの場合、空室（退去者）が出たらすぐに募集をかけるわけではありません。退去後、空家のまま、補修工事もしないまま数カ月も保留になっている物件が多数あります。
補修や募集の時期は、URの企画部門が決定します。企画部門は、補修が終了して募集時期を決定した物件を営業センターに通知し、その空室情報が営業センターやインターネット募集サイトで公開されて、あとは早い者勝ちになるわけです。
そうすると、営業センターに通知された空室をどうやって他の人より早く押さえるか（仮申し込みするか）が勝負なわけですが、UR募集センタ―に聞くと、
「窓口に来てもらうのが一番有利です」
と言われます。
どうしてかというと、２つの理由があります。
- まず、UR賃貸には「窓口専用物件」と言うものがあり、これはインターネット募集サイトには掲載されません。
- さらにインターネット募集サイトの場合、情報更新時間が決まっているため、空室情報がリアルタイムに出てくるわけではありません。数時間のタイムロスがあります。
インターネット募集サイトの更新時間は、おそらく、９:３０、１２：００、１５：００、１８：００．２１：００、０：００、だと思われます。
０:００の更新なんて、いったい誰がこんな時間に更新作業をしているのかと思いますが、実際に、この深夜の更新で新しい物件が表示されることもよくあります。
これは想像ですが、いったん他の人が仮申し込みして募集サイトから消えた物件のうち、後日キャンセルされた物件は、キャンセルと同時に再募集になるのではなく、上記の各時間の更新処理によって再募集が始まるようです。そういうシステムになっていると思われます（自分が申し込み後キャンセルした物件の扱いがそうでした）。
ですので、いったん他の人が仮申込みをして、後日インターネット上でキャンセルした場合、キャンセルが夜の１０時だったら、０：００の更新処理の際に募集中の空室としてウェブに復活するわけです。
空室を早く押さえようと思えば、上記の更新時間にパソコンの前にいて検索をかければよいのです。昼の更新時間は仕事中で無理でも、深夜の更新時間なら、毎日チェック可能です。
よい物件は、ほとんど秒殺です。すぐに誰かに押さえられてしまいます。なので、私も、毎晩のようにパソコンに貼りついていました。
URの営業窓口を利用しなかったわけ
わたしは、営業センターの窓口はほとんど利用しませんでした。
営業センターの窓口は確かに情報は早いのでしょうが、毎日何度も足を運ぶわけにはいきません。電話でも情報を教えてもらえますが、その電話で仮申し込みをすることはできず、仮申し込みのためには結局営業センターまで出向かなければなりません。
そうすると、電話で確認できた空き室でも、営業センターに着くまでに他の人に仮申し込みされてしまう可能性があるわけです。というか、よい物件なら、かなりの確率でそうなるでしょう。
そういうわけで、私はもっぱらインターネット申込サイトでの検索を利用していました。
内覧は昼しかできません
私が転居を考えた原因は、上階の住人の騒音です。しかし、新しいところに引っ越しても、その上階の人がまともな人とは限りません。
URは、仮申し込みをしたら物件の内覧ができます。内覧のときに周囲の住人の様子がわかればよいのですが、これはなかなか困難です。
残念なことに、URの内覧は昼間しかできません。ですから、上階や隣室の人が帰宅した後の時間帯の状況、環境が知りたいと思っても、これは無理なわけです。
無人の集合住宅を内覧しても騒音問題の有無はわからないです。できれは、なるべく多くの住人が在宅していそうな土日に内覧するのがよいと思います。