マンションの騒音と苦情

マンション騒音(足音)の対処法

騒音に関するマンション規約の「ひな形」

      2016/01/06

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私が住んでいたのはUR賃貸だったので、住民の管理組合はなく、生活騒音に関する規約や、みんなが守るべき指針などはありませんでした。マンションの規約に生活騒音に関する内容を定めておけば、トラブルが発生した際に、解決の指針とすることができます。

マンション規約と騒音問題

住民が守るべき「生活のきまり」や「生活騒音に関する申し合わせ」があれば、苦情を申し入れるときに相手に示すこともできますし、また、苦情申し入れをする勇気がないときでも、その「規約」や「ルール」のコピーを相手のドアに挟むだけでも注意喚起にはなりそうです。

管理組合がある分譲マンションや、または、賃貸でも自治会があるところならば、騒音防止に関する「きまり」や「ルール」を作成しておけば、なにがしかの役には立つだろうな、と思います。

でも、どうやって、どういう内容のものを作ったらよいのか、参考資料がほしいですよね。

そういうときに参考になりそうな「ひな形」が複数収録されているリーフレットを見つけました。東京都環境保全局が平成元年に作成した、
「みんなで考えよう生活騒音 ルール作りの手引」 (東京都環境保全局 騒音振動課 編)
という70ページ程度の小冊子です。

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東京都立図書館に蔵書があります。
わざわざ広尾の都立図書館まで出向かなくても、都内の市区町村の公立図書館に依頼すれば、都立図書館から取り寄せて閲覧させてくれます。貸し出しはできないようですが、コピーはとらせてくれます。

住宅の生活騒音防止に関する取り決めの例が、集合住宅と戸建住宅、あわせて10数例、収録されています。ひな形として参考にできると思います。

住民がこのような「きまり」を作成するときに、どのような形で話し合いを進めていけばよいかも簡単に説明されています。

目次はこんな感じです。

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東京の方なら、地元図書館で閲覧してみてはいかがでしょうか。
生活騒音に関するマンション規約の例が多数収録され、ルール作りをするうえで、とても参考になります。

 - 騒音対策一般

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